段ボール折り目加工 ミシン目刃で耐久性向上|包装業界向け
アルスコーポレーション
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段ボールの折り目加工用 ミシン目刃をオーダーメイドで製作 — 包装業界向け 耐久性向上事例
包装業界の機械メーカー様からのご依頼で、段ボールの折り目加工に使うミシン目刃をオーダーメイドで製作した事例です。現行品で発生していた刃先の摩耗を解消し、くっきりとしたミシン目形状と耐久性の向上を実現しました。

段ボールミシン目加工 ご相談の背景
包装業界の機械メーカー様より、段ボールの折り目加工に使うミシン目刃について、現行品では刃先の摩耗が早いため、より耐久性の高い刃にしたいとのご相談をいただきました。
段ボールは成形方向と折りたい方向が異なると、そのままではきれいに折ることが難しく、あらかじめミシン目を入れて折り曲げやすくする加工が用いられます。また、通常のカッターを用いた段ボールのカットでは、単純な裁断には向いていますが、折りやすさを残した加工には不向きです。
段ボールの素材特性
段ボールはクラフト紙を原料とし、複数の層を接着して重ねることで強度を持たせた素材です。
工作で使うような感覚では簡単に切れそうに見えますが、意外にも、工業用途で大量かつ安定して加工し続けるのは非常に困難な素材です。精密な切断が求められる用途ではないものの、刃には高い耐摩耗性と強度が求められます。


ミシン目刃 ご提案内容
アルスでは、段ボールの折り目加工に適したミシン目刃を、刃形状と材質の両面から検討し、オーダーメイドで製作・ご提案いたしました。
刃形状の検討
ミシン目刃の刃形状は、指定のミシン目ピッチに合わせて刃先の歯の間隔を揃えることから設計しました。あわせて、刃の入りをスムーズにしつつ刃先に衝撃が集中しないよう、バランスの取れたシノギ角度を決定しています。
今回の加工は素材を切断するのではなく、あくまでミシン目状の穴あけであるため、一般的な刃付けのようにエッジを鋭く立てず、先端はR形状で鈍角にしています。アルスでは複数の刃角度でテスト加工を行い、最もスムーズに刃が入った角度を今回の刃先に反映しました。
材質の選定
ミシン目刃の材質は、耐摩耗性に優れたハイス鋼を選定しました。
今回の用途では衝撃によるダメージよりも摩耗によるダメージが課題となるため、摩耗に強い材質を採用することで刃寿命の向上を図っています。
導入後の効果
今回オーダーメイドで製作したミシン目刃を実際にご使用いただき、従来品と比較して、ミシン目の形状がくっきりと入り、耐久性も大きく改善されました。
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