ウレタンシート 特殊シート 裁断 裁ちばさみ式カッター を採用いただきました。


アルスは老舗の鋏メーカーとしてのノウハウを活かし、用途に合わせた鋏式カッターの設計・製作にも対応しています。
今回は、ウレタンシートの裁断用途でご相談をいただき、裁ち鋏式のカッターをオーダーメイドし、納入いたしました。
裁ち鋏とは、布地の裁断に用いられるやや大型の鋏で、刃を半開きにした状態でシート状のワークと平行に走らせて切る使い方が一般的です。
ユーザー様は従来の裁ちばさみで作業されていましたが、厚みのあるワークでは刃が上手く入らないことや、開閉を繰り返しながら切ると作業ペースが遅くなり切断面も一定にならないことが課題となっていました。
そこで弊社では、鋏メーカーとしてのノウハウを活かし、連続したカットに耐えられる材質を選定したうえで、2枚の刃が微妙に交差して点接触で切れるように設計しました。
点接触の構造により、繊維質のワークでも刃が逃げず、安定した切断が可能になります。
また、刃角度についても標準品の鋏より浅く設定し、現場での使用条件に特化させるで刃の入りをスムーズにしています。
この構造では、刃先が交わる一ヶ所に摩耗が集中しやすくなりますが、鋏の開き具合を少し変えることで切断箇所をずらせるため、長く使用いただけます。

当初はウレタンシートの裁断用途で設計したこのカッターですが、特殊フィルムや薄物シート、繊維類の裁断にも高い効果を発揮します。
刃が入りにくい素材や割れやすいデリケートなワークの裁断にも有効です。
さらに、持ち手を付けて手加工用にしたり、取付穴を利用して機械式に組み込んだりと、お客様の用途に合わせて取り付け仕様を調整することも可能です。


