木工 成型用 切削加工刃 を提案しました。

木材を任意の形に成型する加工設備の導入にあたり、どのような刃形状が適しているか教えて欲しいというご相談を頂きました。
複雑な形状を削り出すには、単に硬度の高い刃を選ぶだけでは対応できず、加工方法やワークの材質に応じた最適な刃の選定が重要になります。


今回はワークの側面に刃を押し当ててスライドさせることで、ワークの表面を削り、削り進めていくことで刃の形状をワークに転写する形で成形します。
刃先にかかる抵抗が大きくなるため、超微粒子合金の中でも耐衝撃性、靭性に優れた鋼種をベースに刃材を選定しました。
また、送り量や加工スピードといった条件をヒアリングの上、刃先角度を調整し、可能な限り抵抗を抑えながら形状精度を維持できる設計としました。
刃の摩耗抑制だけでなく、切削面の仕上がりも重視しました。
新規設備の検討段階から、刃材や加工条件を一緒に最適化できます。
初期段階からのご相談も歓迎しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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