フラットケーブル(リボンケーブル) 分岐処理用 スリッター刃 を提案しました。

フラットケーブル(リボンケーブル)は、複数の導線が平行に並んだ形状で、電子機器の内部配線に広く使用されています。
コネクタに接続する前には、決められた長さでケーブルを均一に分岐させる必要があります。
今回は、ワイヤーハーネス製造時などに、既存の手作業では分岐部に裂けすぎやねじれが生じるとのご相談を受けました。
スリッター刃の形状は、切断時の摩擦抵抗を低減するため、刃先角度を鋭角に設定し、刃厚も薄く調整しました。
また、ケーブル被覆材との摩耗を考慮して、表面の平滑度にもこだわった仕上げにしました。
非金属製の刃を希望される場合には、超硬合金やジルコニアセラミックでの対応も可能です。

フラットケーブルやシート状部材の分岐処理でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
仕様や用途に応じたご提案が可能です。
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