Q.『チューブをカットする工程がありますが、つぶれながら切るので切断面が綺麗な直線になりません。解決策はありますか?』
A. チューブやホース等は、補強が入っていない場合はストレートの刃で押さえて切ればカット自体は容易ですが、その方法では切断面が少し湾曲する可能性があります。
特に肉厚のチューブ・ホースほど顕著です。
この場合は、刃はストレート刃ではなく、山型の刃が有効です。
先端に開けた点を徐々に押し広げるように切り進むので、ワークがつぶれにくく、切断面も平滑になります。
既存の山型刃では十分に切断できず、チューブが潰れてしまうという課題がある場合には、刃角や厚みをさらに調整した専用刃のご提案が可能です。
また、硬質なチューブを使用しており、既存のチューブカッター刃では耐久性に不安があるという場合は、より高硬度な材質を用いた特注刃の製作も対応できます。


刃物鋼製の山型刃はもちろん、半導体・精密機械・医療用途で使用できるようセラミック製の山型刃も製作しております。
他にも様々なワークに適した刃形状がありますので、切ることでお困りの方はお気軽にご相談ください。
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