Q. 『厚さ1~2mmほどのアクリル板や硬質PVC板をカットしていますが、切断面が白く濁ってしまいます。刃物で解決できますか?』
A. アクリルや硬質塩ビ板などの樹脂板を切断した際に「切り口が白く濁る」「ひび割れのような跡が残る」といった白化現象が起きることがあります。
これは、刃の抵抗が大きい場合や、切断時に局所的な応力が集中することで生じやすくなります。
対策としては、刃角度を浅くする・厚みを抑えることで刃がワークに当たる抵抗を減らし、白化を抑えることが可能です。


また、この場合は細かい切粉が出ますが、目の細かいメタルソーを用いた切削により、より滑らかで美しい切断面に仕上げることも可能です。
ただし、刃先を鋭くしすぎると、硬質なワークでは刃欠けのリスクが高まります。
弊社ではワークに合わせた適切な刃角度・刃厚・刃材をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
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