ビオラをエディブルフラワー(食用花)として育てよう|フラワーソルトや砂糖漬けに。
ビオラやパンジーは、冬になると花壇や園芸ショップで並び始めますね。近年は淡く美しい色合いの品種が続々登場し、大人気です。そんなビオラとパンジー、実はエディブルフラワー(食用花)として育てられるんです! しかも切り戻しをすれば収穫を何度も楽しめるので、おすすめですよ!
ガーデニング研究家・はたあきひろさんご指導のもと、アルスのオフィス菜園でビオラのエディブルフラワーを育てます♪
**目次**
ビオラの苗をエディブルフラワー(食用花)として育てる手順
ビオラをエディブルフラワーとして育てる手順は下記のとおりです。
〇ビオラの苗を購入する
〇プランターや鉢に植え付ける
〇花摘みをする ※園芸店やホームセンターで花苗を購入した場合のみ(詳しくは後述)
〇土が乾いたら水やりをする
〇2週間に1度肥料をやる
〇収穫(何度もできます!)
〇エディブルフラワー用のビオラ苗を入手する方法は?
エディブルフラワーとして育てるビオラ苗の入手方法は、大きく2パターンあります。
*オーガニック(無農薬)で育てられている苗を購入する
ひとつは、オーガニック(無農薬)で育てられているエディブルフラワー専用のタネや苗をネット通販などで購入すること。ややお値段は高めになりますが、安心して食用にできます。※種から花を咲かせるのは初心者の方には難しいので、できれば苗の購入をおすすめします。
*市販の苗を購入し、花と花芽を摘んで薬剤や農薬を除去する
もうひとつの方法は、一般的な園芸店やホームセンターで売られている苗を購入して、ひと手間を加えるやり方。
園芸店やホームセンターで売られている花の苗は、通常開花した状態で販売されていると思います。この時咲いている花や花芽には薬剤や農薬が付着している可能性があるので食用にはできませんが、花と花芽を摘んでしまえば薬剤や農薬を除去できます(※)。
※花苗についている農薬や薬剤は、振りかけるタイプと根から吸収されるタイプがあります。振りかけるタイプは花を摘むことで除去され、根から吸収するタイプは再び花が咲くまでの期間を無農薬で育てれば植物の体内で分解されます(なお、専門家指導のもと栽培していますが、気にかかる場合はオーガニック苗での栽培をおすすめします!)。
〇植え付けシーズンはいつ?
ビオラの花苗の植え付けシーズンは11月~12月。切り戻しを行いながら育てれば、5~6月まで楽しむことができます。ビオラは日光を好むので、日当たりの良い場所に置いてあげましょう。
〇準備するもの
ビオラの苗、プランター・鉢(5~6号)、鉢底石、園芸土(肥料入り)、肥料(土に混ぜ込むタイプ)、バーク堆肥、液肥、園芸用具(はさみ・グローブなど)
12月中旬 ビオラの植え付け
今回は、はたさんにご来社いただき、ビオラの苗の植付けを行いました! ビオラ苗はアルス近くの「Flower Shop LOBELIA」さんで購入。ビオラだけでも本当にたくさんの種類が並べられており、選ぶのが大変なほどです。
ビオラ苗を植え付けました。
オフィス菜園が華やかに♪
アルスはベランダに菜園があるので、地植えで育てます。プランターでももちろんOKです!
苗の状態を確認しましょう
根が回り、フェルト状になっている苗は根をほぐし、根の伸長を止めてあげましょう。
育苗ポットなどの環境下では、根が同じところをぐるぐると根が回り(ルーピング現象)、根同士が締め付け合ったり、根腐れを起こしてしまいます。
※写真の苗は、そのまま植え付けました。
ルーピング現象対策に切れ目が入っている、「スリットポット」で育苗された苗があります。通常のポットより、ルーピング現象が抑えられ、根が丈夫に育ちます。苗選びの参考にしてみてもいいかもしれません。
12月中旬 花と花芽摘み取り
市販の苗を購入したので、開花している花や花芽に農薬が付着している可能性があるので、摘み取り作業をしました。
茎の根元をはさみでカットします。
▼写真のはさみは、クラフトチョキ 多用途
クラフトチョキ 多用途
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販売価格 2,200円(税込)
摘み取ったビオラは、シリカゲルでドライフラワーにしたり、会社で花瓶に活けました♪
摘み取った後は、殺風景で寂しく感じますが、早くて5日ほどで次の花芽が膨らんできますよ!
ビオラの花摘みや切り戻しにオススメのはさみは?
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クラフトチョキは多用途に使えるので、1丁あるととても便利ですよ!
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