プロの園芸作業レポート5月
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皆様が育てられる植物や野菜の手入れ・収穫などの作業は様々です。
今、もっともホットなガーデニング動向とトレンドに合った商品をシーズンを通して「刃物店長」がおすすめします。
プロの園芸作業
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カキの成りすぎ樹対策(2008.12)
落葉対策(2008.12)
ミカンの緑枝接ぎ株の管理&モモの移植(2008.11)
イチゴの植え付け(2008.10)
ユリの植え付け(2008.10)
ミカン類の移植(2008.9)
葉色を窺う(2008.9)
ミカンの多品種接(2008.8)
怪我と功名(2008.8)
果樹の誘引&ブドウの緑陰(2008.7)
枝のバランス&環状剥皮(2008.6)
果樹鉢を飾る&新梢の観察と手入れ(2008.5)
果樹の螺旋仕立て&ミカンの間引き剪定(2008.4)
鉢物果樹の仕立て方&鉢物果樹の植替え(2008.3)
落葉樹の本格剪定&季節のウメの管理(2008.2)
葉芽・花芽の観察(2008.1)
鉢利用の果樹栽培&コタツ園芸&来年以降も園芸ライフを楽しむために(2007.12)
クリスマスローズ(2007.11)
秋の施肥&秋に購入した果樹苗木の話(2007.10)
夏枯れ対策&常緑生垣の手入れ(2007.9)
夏の剪定&果樹の枝の手入れ(2007.8)
緑枝接ぎ&宿根草の仕立て直し(2007.7)
果樹の新枝の手入れ&ジューン・ドロップ(2007.6)
植物の健康診断(2007.5)
菊の刈込み&セッコク(着生ラン)の手入れ(2007.4)
今春の挿し木&盆栽の植え替え(2007.3)
果樹苗木の取り扱い&ミニ洋ラン(2007.2)
生垣の上手な刈込み方(2007.1)
カンキツの防寒&生垣の手入れ(2006.12)
イチゴの植付け&ブドウの植付け(2006.11)
球根の植付け&ボタンの植付け(2006.10)
お彼岸時季の園芸作業&プリムラの株分け(2006.9)
ツツジ類の蕾保護&環状剥皮で落果防止と果実肥大(2006.8)
果物の種蒔き(2006.7)
サツキの刈り込み&カイガラムシの駆除(2006.6)
カンノンチクの株分け作業&取木のコツ(2006.5)
シャコバサボテンの若返り作業&実を着ける作業のコツ(2006.4)
落葉樹の植え替え作業&松の芽摘み(2006.3)
一時的に、鉢替えする方法&太い枝の剪定作業(2006.2)
室内での防寒対策&刃物の手入れ(2006.1)
球根の冬越し&ビラカンサの剪定(2005.12)
果実は枝ごと収穫&枝の切り方(2005.11)
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園芸と刃物の良い関係!!
2005.5(バラの剪定作業)
2005.6(梅雨時期の、生垣や庭木)
2005.7(観葉植物や庭木の整理)
2005.8(フラワーアレンジメントに適した刃物)
2005.9(夏&秋の高枝作業に適した刃物紹介)
2005.10(技能性を極めたプロ用・業務用の刃物紹介)

プロがアドバイス 5月の園芸作業
監修・西 良祐→プロフィールはこちらから

今回のテーマ 新梢の観察と手入れ
『新梢の観察と手入れ』

■観察

  新梢が盛んに伸び出しています。果樹類では、蕾を着けている枝を見つけますと、思わず頬が緩み、収穫時 の景色が浮かんできます。
  そうした結果枝の管理と共に、今年は結果しませんが、来年の結果母枝となる枝も確りと確保しておきまし ょう。
  新梢は必要以上に伸び出しており、放任すると上部、殊に先端部の枝が徒長し、樹形を乱すだけでなく、下 部の枝を衰弱させてしまいます。また、鉢植えでは、株をコンパクトに仕立てたいので、特に下部の枝を大 切(主枝)にしたいところです。
  但し、樹種によっては、新梢にこれから蕾をつけるものがありますので注意しましょう。


■手入れ

◇摘心
  若い木の場合には、頂芽優勢が顕著に現れますので、新芽の柔らかいうちに摘心をしておきましょう。
  こうすることによって、枝の間の勢力のバランスを保てるだけでなく、そのまま伸長が停止すると、梅雨明 けから始まる花芽分化までに、枝が充実し、しかも伸長していないので、花芽が出来て結果枝となる可能性 が高まります。


◇摘蕾
  蕾の状態では、結果(受精)するかどうか判らず、果実が肥大しはじめてから間引くのが確実です。
  しかし、写真のミカンのように、若木なのに沢山の蕾を着けているものは、そのままにしておくと枝(株) の負担が大きくなり、樹形作りや来年の収穫に影響するので、結果させない枝の蕾は早めに間引いてやりま しょう。
  逆に徒長している枝の場合には、そのままにしておいてもよく、場合によっては結果させることで徒長を抑 えること。


◇誘引
  春の嵐ではありませんが、時々非常に強い風が吹いて、ブドウやキウイなどの新梢を折ってしまうことがあ ります。何れも本来は、支柱になるものに巻きついて、自分で落ち着くものですが、念のために支柱を添え てやるか、紐で補強してやりましょう。
  また、苗木の場合には、今年延びる枝を主枝として、その形を確り仕立てておくことが大切です。

キウイ=強風で結果枝が基部から折れるのを防止する
ブドウ=水平に枝を伸ばして、来年から垂直に新枝を伸ばすようにし、壁際に鉢を置いて平面的に仕立てたい。


  カキやブドウなどでは、昨年に伸びた枝から新枝が伸び出すのですが、芽の間隔がひらいているので、放任 しておいても、しばらくは枝の混みすぎは起こりません。
しかし、ミカン類などでは、勢いの強い枝では数本の新枝が枝の先端から一斉に伸び出してくるものです。
  放任しておくと枝同士が混み合い、生育不良になるだけでなく、病害虫の巣を作り出す危険も生じます。
  枝の充実という点からは、少なくとも2〜3本に整理したいところですが、ミカン類の場合は、枝の先端部 に花芽が形成されるので、開花時期まではそっとしておくのが無難です。

摘蕾前 摘蕾作業
摘蕾前 摘蕾作業
摘蕾後 摘心
摘蕾後 摘心
誘引 勢いの強い枝
誘引 勢いの強い枝
枝先端部の花芽 アゲハチョウの卵
枝先端部の花芽 アゲハチョウの卵
監修 西 良祐
→プロフィールはこちらから

今回のテーマ 果樹鉢を飾る
『果樹鉢を飾る』

  限られた庭では、大きくなる果樹をいくつも植えることが出来ないので、鉢栽培をしているのですが、鉢を地面に置くと鉢穴から根が伸び出して、木が元気に育ちますし、潅水の節約にもなることを見つけました。
  [但し、何年もそのままにしておくことは出来ず、1〜2年の間には根を切り戻して植替えをしてやることが条件ですが…]

  そこで庭の一画を、写真(1)のように鉢置き場としておいたのですが、作業場のような感じで、景色としてあまり感心しませんし、果実を着けた鉢などは愛らしく季節感も溢れているので、殺風景な場所に置いておくのは可哀相なので、晴れがましい場所を設けることにしました。
  選んだのは、玄関脇のコーナーです。ここだと、庭の隅なので、庭自体の機能に大きな支障を来たしませんし、季節の果実を着けた鉢を置くことで、季節の彩りを楽しむことが出来、庭そのもののアクセントになるのでは、と考えたのです。

  庭は写真(1)のように、芝を張ってあるのですが、そこから独立した空間にするために、写真(2)のように地面にはレンガを敷きつめ、一番奥にフェンスを立ててみました。
  ここには竹垣など、しっかりした遮蔽が似合うのでしょうが、とりあえず市販の材料で済ませました。
  これだけでは頼りないのですが、その補いとして常緑のムベを植えて、蔦を絡ませることにしました。このムベがしっかり繁ってくれると、落ち着いた和風の雰囲気が生まれることでしょう。

  しかし、今の所では落ち着かないので、平面的に仕立てたプラムの鉢をフェンスの前に置いてみました。
  これで一つのスクリーンが出来ましたので、その前に実を着けたミカン[品種名:「スイートスプリング」]を主役として置いたのですが如何でしょう。

  出来れば、ここには季節を演出する植物を、一つだけ置いてやるのがすっきりした飾り方かも知れませんが、どうやら他の鉢もここに集まって、一番目立つ鉢を手前に置いてやる、といった状態になるかも知れません。

  それにしても、前に比べれば良くなったように思われますし、そうでなくても気分転換にはなった上、新しいプランに向けて夢中になれたことだけでも満足です。
  家庭園芸の楽しみというのは、ささやかながら、世間のことを気にせず、家族の想いを思いっきり実現させるところにもあるのかも知れませんね。

  最後になりましたが、果樹の鉢栽培として始めたことですが、いわゆる庭木と違って、花が咲いた時から収穫する時まで、その成長している姿そのものが魅力的ですし、樹形も果樹園のものとは違って、わが家の風景に溶け込んだものに仕立てたくなります。
  どうやら果樹栽培ではなく、「果樹盆栽」といった樹形の植物が、この晴れ舞台?に登場するような予感を覚え始めています。

写真(1)-a 写真(1)-b
写真(1)-a 写真(1)-b
写真(1)-c 写真(2)-a
写真(1)-c 写真(2)-a
写真(2)-b 写真(2)-c
写真(2)-b 写真(2)-c
監修 西 良祐
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果樹鉢を飾る作業&新梢の観察と手入れに適した刃物
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※硬鋼線または、刃を傷めますのでピアノ線は切らないでください。
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