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皆様が育てられる植物や野菜の手入れ・収穫などの作業は様々です。 今、もっともホットなガーデニング動向とトレンドに合った商品をシーズンを通して「刃物店長」がおすすめします。 |
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| 監修・西 良祐→プロフィールはこちらから |
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| 『松の芽摘み』 |
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松の樹形を整える場合には、古木・大木の雰囲気を醸し出すことが肝心です。最もよく見られるのは、幹と枝を曲線的に整えることです。その為には、幹と枝を直線的に伸ばさないことです。つまり、直線的に伸びている枝を外し、横に出ている枝を新たな幹の先端あるいは枝先とするのです。芽についてみますと、中心の大きな芽(芯芽・写真1)を基部から摘み取って、横に伸びようとしている複数の芽(横芽)を残します。こうすると、伸び出した横芽のうちで一番強い芽が幹の先端あるいは中心となる枝の先端となります。その結果、摘み取った部分で一つの曲がり〔曲(キョク)〕が生まれることになります。この曲がりを、針金などで即席に作ることもできますが、これでは曲がりの前後に太細の変化がなく、棒状の曲がりとなり不自然です。というのも、幹・枝を問わず、基部が太く先端になる程、細くなっているのが自然の姿です。それは樹液の流れる量によって生じているからです。
幹についてみますと、枝が分かれるごとに樹液の量が減る訳ですから、その都度、細くなる筈です。ちょうど水源地から、家庭の水道栓までの水道管の太さのようなものです。
さて、剪定の要領ですが、芽の処理としては、中心にある芯芽を摘み取ることです。枝については、昨年に伸びた中心の直線的なものを基部から外す、というのが基本的な処理です。幹については、出来るだけ素直に伸び上がった状態となる枝を支柱あるいは針金を用いて伸び上がらせて、新しい芯とします。
芽の場合、適切な位置に芽が無いことがあります。そうした場合には、葉の基部にある芽に期待して、写真(2)のように元気な緑葉の位置の上で枝を摘み取ります。こうすると、枝先の芽より発芽は遅れますが、秋までには茂ってくれます。当然、枝は短いままに終わりますが、それが樹形を整えるのに好都合な場合もよくあり、意識的にこの方法を用いるのを見掛けます。
切り口は、滲み出るヤニで覆われて治癒するのですが、切り口が大きい場合には、癒合剤を塗って保護しておきましょう。
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| 監修 西 良祐 |
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| 『落葉樹の植え替え』 |
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春の植え替えは、新根の伸び出す直前が適期です。
3月の声を聞くと、落葉樹の根は本格的な活動に入ります。養水分の流れは、先ず細根から太根、そして幹〜大枝〜小枝と流れ、生長点に届いて発芽、ということになるのです。特に養分の吸収は根毛とも呼ばれる細い根が主役で、太くなるほど能力は低下するものです。そして、根の状態と枝の状態とは密接な関係があり、根張りと枝振りとは、ちょうど形と影の関係と言ってもよいでしょう。職人が枝振りを見て、根張りの状態を見分けるという話も、この辺りにあるのでしょう。また、盆栽では大切な小枝を沢山茂らせるには、小枝を大切にしなければならないというのも同じ原理です。鉢植えの場合で植え替えが大切なのは、放任しておくと少数の太い根が徒長して、細い根を圧迫し枯死させるのを防ぐことです。つまり小枝の枯死と徒長枝の発生防止になり、樹形が向上する訳です。
要領は、写真(1)のように、鉢土の周囲を包んだ状態になっている根を鋏で切り取ります。この時鋏は、いわゆるナマクラと呼ばれる切れ味のよくないものが適しています。良く切れる鋏は刃こぼれを起こしやすいからです。次に、根や用土などを点検・整理し、良く切れる鋏や刃物で根を切り戻します〔写真(2)参照〕。
切り口が潰れたような状態では、切り口の治癒が悪く、切り口周辺からの新根の順調な発生を期待できません。
根の整理が終わったら、元の鉢あるいは予定の鉢に入れて、鉢との隙間に新しい用土を入れます〔写真(3)参照〕。基本的に用土は元の用土と同じものを用います。用土の性質が異なると、新根の発生が悪くなるようです。植え終わったら軽く鉢を落として用土を落ち着かせます。そして株が動かないように、紐などを用いて鉢に固定しておきましょう〔写真(4)参照〕。株が動くと、新根の発生が非常に悪くなります。最後に潅水ですが、出来れば水を張ったバケツなどに鉢ごと静かに沈めてやると、鉢穴からの水の浸透具合で、排水の具合が判りますし、用土全体にムラなく水を吸収させることができます〔写真(5)参照〕。この時、株が弱っていたり、移植の難しいものなどは、この時に発根促進剤を吸収させるとよいでしょう。 |
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| 監修 西 良祐 |
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